いつも読んで頂きありがとうございます。
株式会社TCEの金子徹郎です。
Google関係者の公式発表は、いつもWeb業界の人間は耳をダンボにして聞いていますね。
僕もその一人です(笑)
そんな中でも、2016年3月23日に開かれた「GoogleQ&A」にて、公式に発表されたGoogleランキング要素のTOP3は可なり気になる話題です。
即ち検索エンジンの上位表示に有益なTOP3の要素という事ですね。
非常に大切な指標となります。
そのTOP3の要素は以下の通りです。
——————-
1番と2番: リンク(Links)とコンテンツ (Content)
3番:ランクブレイン(RankBrain)
——————-
では、説明していきますね!
この記事の目次です
リンクとコンテンツ
Search Engine Roundtableの「Now we know: Here are Google’s top 3 search ranking factors」を読むと以下が目にとまります。
上位2つの要素はリンクとコンテンツである
I can tell you what they are. It is content. And it’s links pointing to your site.出典:Now we know: Here are Google’s top 3 search ranking factors
この発言はGoogleのサーチクオリティ・シニアストラテジストのアンドレ・リパッセ(Andrey Lipattsev)氏が伝えてくれた事です。
「リンクとコンテンツのどちらが一番重要か?」は明かされなかったのですが、コンテンツと被リンクが一番重要視されているという事です。
弊社も様々な検証をしていますが、被リンク対策だけでコンテンツの質やボリュームが低いと、例え順位が上がったとしても必ず順位が下がってしまいます。
逆に、コンテンツの質と更新頻度を上げる事で、更新を止めたとしても中々落ちにくいというデータも取れているので、僕自身はやはりコンテンツは一番重要視しています。
ランクブレイン(RankBrain)
ランクブレイン(RankBrain)とは、グーグル(Alphabet)が開発したAIシステムの事です。
主な役割として「言語解釈」を司る機能です。
ランクブレイン(RankBrain) が学習対象としているものが、検索クエリ(ユーザーが検索エンジンにて使用する検索キーワード)です。
ではランクブレイン(RankBrain) 何を学習しているかというと、全世界のユーザーが検索した膨大な検索クエリ履歴を、コンピューター言語に変化してデーターベースに保存し、検索に使用されたキーワードやフレーズパターン・関連ワード・時系列や季題トピックス等 を学習していきます。
その学習が何に活かされるかというと、ユーザーが検索する時に、検索キーフレーズや検索 キーワード等がはっきりと分からない場合に「あいまいな検索」をしている時に効果を発揮します。
あいまいな検索をした時の断片的な情報を組み合わせながら、内容に近い情報を検索したり、過去の検索内容や検索クエリを参照したりしながら、ユーザーが求める内容を表示するという事です。
更に、これまでに見たことがない検索クエリに対しても、周辺情報から内容を解釈して、最適な答えを推測する事が出来るという事です。
【参照記事】
SEO Japan「Googleの新しいアルゴリズム、RankBrainの全容。」
最新SEOニュース配信のDマーケティング「ランクブレインを導入。グーグルの新アルゴリズムは人工知能」
最後に
SEOって色々な手法が御座います。
業者によっては裏技的な手法で上位表示させる「ブラックハットSEO」を得意とする会社も一時期は沢山御座いました。
しかし、裏技的な手法なので、クライアントのサイトが圏外に飛んでしまい、ビジネス的に大ダメージを与えるその手に手法は僕は好みません。
実際そういう業者は淘汰されているといもの事実です。
僕はやはり、初めは泥臭くて大変ですが、「検索ユーザーの利便性を第一に考える」という当初からのGoogleの理念の一つに則って「コンテンツ・イズ・キング」を目指していく事をいつも強くオススメしています。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。